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助成金について②

2018.12.12

Contents

助成金についての続きです。

キャリアアップ助成金についてもう少し説明します。
キャリアップ助成金もコースが4つに分かれています。

①正社員コース
②健康診断制度コース
③諸手当制度共通化コース
④賃金規定等改定コース　　です。

その中でもよく使われるのが①番の正社員コースです。
内容は、有期契約労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用した場合に出される助成金です。助成額は、

①有期→正社員　1人当り570,000円
②有期→無期　　1人当り285,000円
③無期→正社員　1人当り285,000円

今年の追加ルールとして、
転換前6ヵ月と転換後6ヵ月において5%以上の総支給額アップがが要件。
有期→正規に転換する場合には、有期である期間は3年未満。
となっています。

ところで、この助成金を出すためのお金がどこから出ているのでしょうか？

よく、税金から出ていると思われている方もおられますが、雇用保険が財源になっています。雇用保険が財源になっているものは他には失業保険等があります。

雇用保険とは従業員の雇用の安定や促進を目的として作られた公的な保険制度で、従業員と雇用主それぞれが負担し支払っているものです。

本来ならもっと使われないといけないものですが、助成金の存在自体を知らなかったり、どうすれば受給できるかご存知でなく、申請をすれば受給できるのにそのまま何もされていない企業様は多いです。
ここに挙げているのも助成金の一部です。

他にも雇用に関する助成金や、教育に関する助成金等がございますので、ご興味がある企業様は弊所までお問い合わせ頂ければと思います。