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2019.05.17
関連動画:税務調査は怖くない!?
税理士を切り替える相談を受けていると、要望として「税務調査に強い税理士を紹介して欲しい」とよく言われます。
税務調査を嫌がる会社様の中には、過去に税務調査で痛い目にあったという会社様もありますが、税務調査を受けた経験があまりなく、実態を知らないので、誤解から悪いイメージを持ち嫌がっておられる会社様は多いです。
前回の続きです。
Contents
会社様と話していると税務調査についての不安をよく聞きます。
よく聞くのは下記の通りです。
・追徴金で数百万円も持っていかれたら困る
税務調査=高額の追徴金のイメージが強い会社様は多いです。
恐らく、大手企業の申告漏れで数億円の追徴金を支払ったというニュースを聞かれる機会があり、多額の追徴金を取ら
れるというイメージが出来たのかと思います。
ニュースになるようなケースは、数十億円単位の漏れや計上ミスに、罰金、利息が追加されて金額が大きくなっている
だけです。
中小企業で数百万円も追徴金取られるとなると、売上を何年にも渡って数千万円誤魔化していたとかでない限り、そんな
に請求されることはないです。
計上漏れがあっても数十万円~数万円くらいの追徴金で終わります。
・何日も来られたら困る。
税務調査と言うと1週間近く続くと思われている会社様もあります。
大体、最近の傾向だと、1,5日が多いです。
1日でほぼ全部調べて、2日目の午前中に修正項目を伝えて、昼くらいには帰ります。
あとは、修正申告と追徴金を支払って終わりです。
規模によっては2日丸々かかる場合もありますが、3日もかかることは稀です。
・10年前まで遡って調べて質問されても答えられない。
昔の事まで調べられると思っている会社様は多いですが、悪質でなければ、3年前くらいまでが多いようです。
税理士を切り替えるのに躊躇されるところで、昔の事を聞かれたら税理士しか分からないから税務調査の時に困ると言わ
れることが有りますが、昔のことまで調べるのは、明らかな脱税が発見された時くらいです。
・勘定科目を間違えたら怒られる。
勘定科目にもよりますが、経費の科目を間違えるくらいは何もないです。
たとえば、ガソリン代を「交通費」に入れるのを「消耗品費」に入れたとしても指摘されることはないです。
直したところで経費は経費で変わらないですから、指摘するとしたら売上にかかるところです。
税務調査を受けたことがない会社様が、初めて税務調査を受けると、あっさり終わって拍子抜けしたという感想が多いです。
税務調査の対策を打ってくれる税理士であれば、事前に指摘されそうな項目をピックアップし、打合せの上、調査に臨むこともあります。
正確な処理をして申告を行っていれば、税務調査が入っても、高額の追徴金を請求されることはないです。
税務調査を避ける一番の方法は、節税対策をせず、経費も少なく計上し納税することです。
納税額が適正額から少し多かったりすると、調査に入っても指摘することがないので、税務調査は入らないです。
顧問税理士が税務署に顔が利くから税務調査が入らないという社長はいますが、節税対策を行っていないだけと言う事もあります。
そんな税理士に高額な顧問料を払っていることもあります。
仮に税務調査が入り、数十万円の追徴金を払っても、税理士を切り替えることで削減出来る顧問料と税金額を比べれば、いつ入るか分からない調査に備えるより、メリットが大きい事もあります。
税務調査に備えるなら、普段の記帳を正確に行い、毎月税理士のチェックを受け、保管場所を決めて書類を保管するのが一番の対策になります。
何か月分も溜めてまとめて記帳したり、書類をバラバラで直したりしていると、記帳漏れ等のミスも出ますし、税務調査の際にルーズな会社という印象になり、調査のサイクルが短くなります。
税務調査を過剰に意識されるより、その時出来る節税対策を行い、いつ入るか分からない調査には、その時に対処法を考える方が良いかと思います。
税理士を切り替える際には、税務調査の対応がしっかりしているかどうかは優先順位で言えば、下の方で、それより普段のアドバイスや節税対策がどうかという方を優先して考える方がいいかと思います。
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