税理士さんの切り替えについて

2018.12.07

弊所にお問い合わせを頂く企業様のほとんどはどこかの会計事務所と顧問契約をされていてます。

問題が無ければ、そのまま弊所に問い合わせを頂く事もなく、業務を進められると思いますが、何かしらの不満をもたれている企業様が弊所にお問い合わせを頂きます。

税理士さんへのよくある不満

・費用の割に何もしてくれない(決算の時しか訪問がない)。

・担当者が会計知識に乏しく、アドバイスが何もない。

・決算書の中によくわからない項目があり、その事を聞いても回答がない。

・節税の提案がなく、無駄に税金を払っていたことがあとからわかった、等々。

切り替えのリスク

企業様からの要望をお聞きし、対応が出来る税理士さんを紹介するところまでが弊所の業務になりますが、その際によく言われるのが、切り替えても大丈夫かという事です。

企業様が不安の思われる内容としては、

①今までの流れが解らないとトラブルが起こるんじゃないか?

②税務署が調査に入るんじゃないか?

③今頼んでいる税理士が腹いせに会社情報を漏洩するんじゃないか?

というところがよく聞かれます。

切り替えのリスクへの答え

では、実際切り替えるとどうなるかですが、

①については・・・決算書、総勘定元帳があれば大まかな処理内容はわかります。税理士さんによっては、特殊な処理をしている場合がありますが、それも事前に確認出来れば、問題なく業務を進めることが出来ます。

②については・・・税理士さんが代わったからと言って税務調査が入る事はないです。企業様の税理士さんがいつ代わったとかまで税務署は把握していません。

③について・・・税理士会の規則のなかで秘密保持の規約があるので、もし企業情報を漏洩したという事があれば、税理士会から罰則を受けます。税理士側からすれば、数ある顧問先の一つが解約になったからと言って、嫌がらせをして、訴えられ故意に情報を漏らしたと判断されると業務停止になる可能性があるので、そこまでのリスクを掛ける事はしないです。

税理士さんを切り替えるメリット

私も今まで何社もの企業様で、税理士さんの切り替えを行ってきましたが、トラブルになったことはほぼ御座いません。

むしろ、不満があるなら切り替えられた方が企業様へメリットになる事の方が多いです。

①税理士さんへ支払っていた費用が見直せて、今までより安い費用でサービスを受けられる。

②切り替える事によって、今まで当たり前だった処理方法が見直され、税額が安くなったり、企業様のほうで会社の数字が見やすくなったり、会計の手間が減る事もある。

③税理士さんとのコミュニケーションが取りやすくなれば、節税対策や金利引き下げ、資金繰りなど会社のお金に対してのアドバイスが増える。

まとめ

税理士さんはお金のプロだからと言って、何かおかしいと思ってもそのまま顧問を依頼されている企業様は多くありますが、コミュニケーションが取れないと円滑に業務は進まないですし、トラブルの元になります。

トラブルに見舞われても、それは全て企業様に降りかかってきますし、コミュニケーションが取れていない税理士さんが助けてくれるかというと助けてはくれないです。助けてくれるような税理士さんであれば、そもそもトラブルになる前に対処してくれます。

会社を守る意味でも、税理士さんに不安を感じられるなら切り替えることをお勧めします。

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